【インタビュー】2020.6.13 たち川珈琲(岐阜県大垣市) 五合枡高さ2分の1、一升枡高さ2分の1(4面焼印加工、ウレタン加工有り)

今回は、枡工房枡屋と同じ岐阜県大垣市に店舗を構える喫茶店「たち川珈琲」の代表 立川智浩様にインタビューさせていただきました!

たち川珈琲は西濃が誇る観光地「池田温泉」の旅館を運営する、たち川様が2020年11月に開業されました。大正レトロをイメージした店内でどこか懐かしく古き良き時代を思い出すような雰囲気で美味しい珈琲を楽しむことができます。メディアでも多く掲載されている「搾りたて大垣モンブラン」が名物の大垣の人気の喫茶店です。

▲代表取締役 立川智浩様(左から2番目)

Q. 枡はどのように使用されていますか?

名物の大垣モンブランを夏でも楽しめるように開発した「大垣モンブラン氷」の器として利用しています。

ミルク風味のかき氷の上にモンブランを絞り出す夏季限定の商品で通常サイズを一升枡、ハーフサイズを五合枡の2種類で提供しています。

どちらの枡もかき氷の器になるように高さを半分に低くしてもらっています。

見た目もボリュームがあってイメージどおりに仕上がりました。

Q. 枡を作ろうと思ったきっかけはなんですか?

もともと同じ西濃地方の池田温泉で旅館を経営しており、西濃地方の観光の発展にも力を入れています。

大垣市内で喫茶店をはじめるにあたって、西濃の魅力を伝えていきたいと思い、生産量日本一の大垣の枡を器として使いたいと思いました。

陶器やガラスなど色々な器を検討しましたが、やはり「ご当地感」を大切にして、岐阜県西濃地域を訪れた方に楽しんでもらいたいと考え、枡を作ることを決めました。

営業担当者とサイズや焼印などを打ち合わせしながら、進めていきました。

Q.実際に作ってみた感想はいかがですか?

仕上がりはイメージどおりで、盛りつけやお手入れも問題なく行っています。

ふんわり香るひのきの香りとかき氷の相性も良いです。無垢のひのきの方が質感は良いのですが、夏場はご注文を多くいただくため、ウレタン塗装した枡も併用しています。

無垢のひのきは乾燥するまでに時間がかかるのですが、ウレタン塗装は洗って拭き取ればすぐに使えるので助かっています。

実は冬季には同じ器でぜんざいを提供しようと思ったのですが、ひのきの香りと相性が良くなく断念しました。無垢の枡を器にする場合は、ひのきの香りと合うメニューを考案するのがポイントだと思います!

Q.お客さまからの反応はいかがですか

枡にはいったかき氷は珍しくテーブルにお持ちしたときのインパクトがあり、喜ばれます!

写真を撮ってSNSにアップされる方も多いです。見た目も涼しげでシンプルなので、写真映えすると思います。

今回、たち川珈琲の2種のロゴを4面に焼印で入れてもらいました。

SNSにアップされた時に必ずお店のロゴも一緒に載るので、宣伝効果も大きいです。

なかなか名入れの器を小ロットで発注できるところが少ないので、小ロットで発注できるのはありがたいです。

Q.枡工房ますやへの要望やメッセージはありますか

ひのきの触り心地や質感が良いので、今後はその良さを残しつつ香りを少し抑えることができるような工夫ができると器としての可能性が広がると思います。

また、かき氷などの冷たいものを入れる時に枡が保冷できるような方法があれば知りたいです。

大垣の地場産業である枡や、池田温泉、大垣の特産を使って楽しむことができる名物モンブランと一緒に西濃観光の目的地になるように一緒に盛り上げていきたいと思います。

西濃地域にお越しの際は池田温泉でゆっくりして、帰りに枡工房枡屋やたち川珈琲様へぜひお立ち寄りください!

店舗情報:たち川珈琲
    住所:〒503-0807 岐阜県大垣市今宿3丁目10-1
ウェブサイト:https://coffee.ikedaonsentachikawa.com/
※※枡を器に使っている大垣モンブラン氷は夏季限定商品となっております。

枡工房ますやではお客様の要望に合わせて特注サイズの枡も作成しております。

また、過去の類似事例もご案内させていただきます。

「こんなサイズで作りたい」などの要望がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

<ご注文内容>
・一升枡高さ2分の1 ウレタン塗装加工
・五合枡高さ2分の1 ウレタン塗装加工
・一升枡 https://www.masuza.co.jp/SHOP/m-1.html
・五合枡 https://www.masuza.co.jp/SHOP/m-1.html
・塗装/コーティングの案内 https://www.masuza.co.jp/article/5118/
 

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