【インタビュー】2020.7.30 川崎文具店様 (岐阜県大垣市) 一合枡 無地

今回は、岐阜県大垣市に店舗を構える〈城下町のアンティークな文具店〉「川崎文具店」の店主川崎様、

通称 色彩の錬金術師・インクバロンにインタビュー!

店内の雰囲気はまさに「インク沼」で熱いインクトークに聞き入るうちに、

どんどんその世界観に包まれていきます。

オリジナルで調合されたファン心をくすぐるインクが所狭しに並んでいる様子は圧巻!

万年筆やインクに特化した文具店は全国的にも珍しく、全国から愛好家が集う粋なお店です。

Q. 枡はどのように使用されていますか

万年筆用のインクの飾り箱、プレゼント箱として2種類の商品で使用しています。

▼「インペリアル敷島シリーズ」という日本の和歌と枕詞をイメージした全72色のシリーズのインク

和歌の意味と色彩による情景をお楽しみいただけます

▼地元大垣のご当地インク4色セット

大垣の風景や産業からイメージしたオリジナルに調合されたインクのセットです

インクの小瓶がぴったり入るサイズ感になっていて、そのまま飾り箱としても使っていただけます。

プレゼント用の場合だと枡に入れることでギフト感も演出してくれていますね。

インペリアルシリーズは和歌の世界観や日本古来の伝統をイメージして正統派の無地の枡、

ご当地インクは柳や柿などインクの色にちなんだ柄を透明シールに印刷して枡に貼って使用しています。

▲インペリアル敷島シリーズ       ▲地元大垣のご当地インクセット

Q.枡を作ろうと思ったきっかけはなんですか?

もともと岐阜県大垣市が枡の生産日本一なので、大垣の良さを伝えるためにも地元ならではの特産品を使ってみたいと思っていました。

万年筆はその書きやすさや仕組み、永く使って頂けることから「完成された文具品」でもあり、本物志向の方に好まれています。

大垣の枡にも1300年以上の歴史があり、手作業で職人さんがひとつずつ作っている「伝統工芸品」のイメージがあり、コンセプトとしてもぴったりだと思っています。

Q.実際に作ってみた感想やお客さまからの反応はいかがですか

なんといっても箱を開けたときの桧の香りの良さが印象的で、気に入っています。

東京で開催される「文具女子博」に出展した時は若い女性からも大好評でした。

枡に入っていることで、他の商品との差別化もでき、お客さまだけでなく出展されている文具メーカーさんたちからも「珍しい!」とお声かけいただきました。

▲文具女子博の様子

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私たちの地元、大垣で伝統ある枡と老舗の文具店様でコラボレーションさせていただけたこと、大変光栄です。

インクや万年筆の世界の奥深さ、調合されるオリジナルインクの世界観にわくわくさせていただきました!

私たちも枡作りを通して、皆さまに「わくわく」する気持ちを届けられるように精進してまいります。

川崎文具店さんの商品はオンラインでも購入いただけます。ぜひご覧下さい!

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店舗情報:

川崎文具店

〒503-0904 岐阜県大垣市桐ヶ崎町64

ウェブサイト:http://www.kawasaki-bunguten.com/

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〈ご注文内容〉

・一合枡 https://www.masuza.co.jp/SHOP/m-1.html

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