おしらせ

 

 

 


 

枡屋のおすすめ

枡屋 お問い合わせフォーム
デザイン×枡 バナー
サイドバナー 既存
サイドバナー オリジナル

商品一覧

↓ご注文はこちらから

枡工房枡屋







枡屋=コンタクト

枡屋 お問い合わせフォーム
HOME»  枡について»  枡について

枡について


大垣市と枡

実は、当社のある岐阜県大垣市は“枡”の生産量全国シェア80%を誇っています。
大垣市は木曽や東濃等日本有数の檜の産地に近く、良質の天然檜を入手するには恵まれた土地です。故にこの地で枡作りが盛んなのも理解できます。

が、しかし千年以上日本で使われてきた枡の歴史を考えると、今日の大垣市と、これまで全国で発見された枡や、京枡、江戸枡などの長い年月の中でのそれらとのつながりは正直見当たらず謎に満ちております。実際は、木曽からの檜が集まる一大集散地である名古屋から、明治時代に一人の枡職人が大垣の地へやって来て枡作りを始めたのが大垣の枡作りの起源のようです。

現在大垣市には5社の枡の製造者があり、それぞれ遠い親戚の間柄です。そして大垣市の年間の枡の出荷量はおよそ200万個にのぼります。

枡の素材「檜」

檜とは?
枡の材料として檜(ひのき)が使用されます。
福島県以南の本州、四国、九州に分布し、スギに次いで造林面積の広い針葉樹です。スギとともに、日本の代表的な木材ですが、檜は一般的により高級なものとされています。

なかでも檜といえば、木曽の名がすぐに思い浮かぶほど、木曽檜は有名です。仏閣や神社を建てるための木材として古くから用いられてきました。江戸時代にはその保護のため木曽では檜の植林の政策が始まりました。古来より貴重な木材として利用され続けています。

檜材の特徴

  1. 心材の色は淡紅色で、周りの辺材は、黄白色です。全体的に淡く、肌色に近い色合いは、落ち着いた清潔感があります。
  2. 特有な芳香があり、「香りを売る」と言われるほど材料としての価値を高めています。この香りは人をリラックスさせる癒しの効果を持っています。
  3. 乾燥しやすく狂いが少ない為、建築、建具、木型、各種木工品など非常に多くの用途にしかも高品質な材料として使われます。
  4. 檜には、抗菌作用があり耐水性が高いため、風呂やまな板など水に触れる用材として用いられます。

檜の本領発揮 フィトンチッド!!
森林浴の効果の元、皆さんもお聞きになったこともあると思います。“フィトンチッド”とよばれる不思議な力を持つ物質、実はこれこそ檜が豊富に発揮する爽快感や癒しの元です。
その効能は森林浴時に感じるリフレッシュ感と、相反する「消臭防臭」「抗菌・防虫」の効果、そして気分をリラックスさせストレスを軽減させる効果など、人間にとって目に見えない大変有益な効果があります。檜の場合はその物質を特にヒノキチオールとも言いこれまでも檜の不思議なチカラとして紹介されてきました。

枡の歴史

日本人にとって枡の意味
枡は本来体積を計る道具です。
古くから日本の政治、農業、商業そして人々の生活基準として活躍してきました。人間が農耕を始めて以来、穀物や酒や油だけではなく、穀物や芋や果実などにいたるまで、主に人間の食料を計る道具として用いられてきました。それは農民にとって穀物の種を蒔くときに始まり、収穫量を計り、年貢を計算し、家族の翌年までの必要分や種子分を用意するなどのため、1年を通じて欠くことのできないものでした。

また氏族、部族の長や神官や政治を行う者は、農耕を指導し、耕地を守る代償として収穫量や耕地面積に比例する作物を納めさせ、これを自分たちの生活や政治を維持するため、また兵士や道具を作る職人に食料を分配し、飢饉に備えて備蓄するなどのため、枡の基準を統一し、また自分たちもこれを守らなければならなかったのです。

天下統一と枡の基準の日本全国統一
日本で主流となった木製の方形(四角)枡は八世紀(奈良時代)のものが出土しています。
今からおよそ1300年位前のものですが当時から永年の間、枡の容量は絶対的なものではありませんでした。中世の日本では、一升枡は現在の十合入りではなく、地方により七合、八合とまちまちの状態でした。古来日本では全国的に一升の単位は現在の一升(1800ml)よりも少量で六合から八合位の容量でした。

しかし歴史の流れの中、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三武将により天下統一がなされた頃、枡の基準・容量も同時に統一されていきました。織田信長が楽市楽座を奨励した頃から、それまで乱れていた枡の容量が全国統一への道を歩み始めたのです。商業発展の為には量の基準が不可欠でした。

その後豊臣秀吉によってなされた太閤検地の際、石高算出のため初めて全国一律に、一升を十号と統一しました。京都で発令したので京枡と名付けられました。なお徳川時代に入り一時期、京枡と江戸枡の併用となりましたが、寛文九年(1669年)京枡一本となりました。

現在の日本人の生活では
平成現在でも枡の感覚が深く日本人に浸透しています。

例えば、ご飯を炊く時二合や二合半などの表現をします。お酒についても、酒豪は一升も飲んだよ!とか居酒屋さんでは熱燗二合とかお銚子一合などの表現を今現在も普通に使います。そして何よりも現在使用されているもっともポピュラーな利用法は祝宴、パーティーなどおめでたい席での日本酒の杯としての利用法です。

また古来神聖なものとして扱われてきた象徴として社寺の節分祭などの行事で使用されております。

“枡”が詠まれた俳句の紹介
枡買て分別かはる月見かな 芭蕉
灌物の市にさわぐ枡しらべ 柯堂
あらための枡に科なし桃の里 柯堂
※枡の取締り(正しい容量か?証印はあるか?等)が厳重にとり行われていた様子
黒雲や月の鼠の枡落
春雨やかけたるままの枡落
※枡落し:枡を利用したネズミ捕り
枡にする檜流すや春の川
※枡の材料である檜の丸太が木曽川を流れ下っていく様子

“枡”が歌われた民謡
エー一合蒔いた籾の種
その枡あり高はコラセ
一石 一斗 一升 一合と一勺
サーヨーホイ サーヨーホイ サーヨーホイ (讃岐の民謡)